ロゴデザインに詰め込んだ、我が子への想い

同級生が立派な女性実業家になっていた。医療的ケア児、つまり、生きていくために介護が必要になる子供たちがいる。彼女もそんな子育て中の母だ。彼女がその経験をバネに変えて、同じ仲間と一緒に、手作りのオーダーメイド介護服を扱うネットショップを立ち上げたのが2006年。それから12年が経ち、心機一転でブランドロゴの制作依頼をいただいた。

 

PULCINO MIO(わたしのひよこ)
ひよこの歩みでいい。ちょっとづつでいいから、笑顔で過ごせる毎日を増やしたい。同じ思いのお母さんたちに、この服を届けたい。

 

介護が必要な子供たちのための「おしゃれ」で「かわいい」服や雑貨は皆無に近い。だから、自分たちで作るしかなかった。大切なことは、やさしくて使いやすいのはもちろん、お出かけしたくなる「おしゃれ」なものであること。お気に入りの服を着て出かけることは、ケア児を抱える家族にとって、何にも代えがたい生きがいなのだ。

 

機能が優先される服だからこそ、いい意味で期待を裏切るような、おしゃれで、かわいくて、かっこいいロゴが欲しい。そんなオーダーのもと、たくさんたくさんお話を聞いて、ていねいにつくった。こんなことは初めて言うけど、このロゴは多くの人に知って欲しいと思う。

 

手作りのオーダーメイド介護服「ぷるちーの」
http://kodomo-kaigofuku.net

「ぷるちーの」も参加する、バリアフリーファッションブランドの家族サークル「niconico」
https://teamniconico.wixsite.com/niconico

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