夜祭りのゴミ問題を解消する、あっぱれなノベルティ。

家族で地元の春の夜祭りへ。
行灯みこしが、
町の目ぬき通りに列をなす、
地元の二大祭りのひとつだ。

70年代から80年代は、
私たちは祭りの主役だった。

町内会でみこしを作り、担ぐ。
一方で、見物していた同級生もいる。
担ぐ側か、見物する側か。
明らかに担ぐ側の方が気持ちよかった。
性格か、人に見てもらえるのが、
やっぱり快感だったのね。

実家のガレージも、
町内のみこし置き場で、
それがなんとも誇らしかったものだ。

今ではもっぱら見物客。
町の中をそぞろ歩くだけ。

とはいうものの、子供達はといえば、
それほどみこには興味がないらしく、
サメ釣り、ポテト、りんご飴、
食べたり、投げたり、すくったり。

・・・となれば、面倒なのが
ゴミの後始末なのだなぁ。

ところが、今回は、
その難儀な夜祭りゴミ問題を解決する、
粋なノベルティに
実に感心してしまった。

どこかの誰かが、写真のような
ビニールバッグを配布していた。

「ん?? 何のため?」
と思いながらも、
肩に引っ掛けてみて気づく。

なるほど!
食べたり、投げたり、すくったりして、
持ちきれなくなった
お祭りの収穫物を入れる袋か!

これなら、子供達の手も離さず、
人混みの中でも荷物を入れやすく、
気にせず祭りを楽しめる。

なんてことはない。
よくあるノベルティグッズなのに、
これだけ重宝するとは。

ノベルティは、
「いくつあっても困らないもの」というのが、
一つの条件とされているけども、
たいがいは「いくつもあって困ってしまう」ものが多い。

ところが、この手提げならぬ、肩掛けバッグ。
これは本当に実利のある、いい選択だと思う。
考えた人、素晴らしい!

地元のケーブルテレビさんのようですが、
イメージはとてもいいんじゃないかな。

おしかったのは、
袋に何も仕込んでなかったこと。

イメージは良くても、
そこから契約とりたいものね。
チラシやキャンペーン素材なんか入ってても
よかったんじゃないかと思う。

でも、このノベルティ、あっぱれです。

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