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守秘義務、および一社一社への深い介入を優先するため、公開できる実績は極めて限定しています。

業績3倍。衰退の危機にあった地域ブランドを、狂気のデザインで『聖地』へと塗り替える。

ただのパッケージリニューアルではなく。経営の核となる『意志』を掘り起こし、全接点を一貫した哲学で支配する。結果、ナショナルブランドがひしめく市場で、唯一無二の独裁的ポジションを確立。

岐阜県関市の牛乳メーカー、関牛乳株式会社。 地元では知られていても「買える場所がわからない」という矛盾を抱えていました。地元民にとっては、子供の頃の思い出の味。給食で飲むもの。過去のものになっていました。

2007年。とある雑誌の全国牛乳特集で唯一、味ではなくパッケージを揶揄されたことから、ブランドを見直したいとの依頼でした。

CI・パッケージ・HP・販促ツールを全面刷新。当時のレトロさを感じられるデザインにし、コンセプトを一本化して、社長も自ら発信し続けました。

いざ棚に並べば、もっとも高額なこの牛乳。しかしながら、とても「高級品」とは呼べない姿です。

ナショナルブランドがひしめく中、数少ない商材でいかに存在感を示すか。そこで、色のトーンを極力落とし、面のデザインで、並んだ時にダイナミックに展開できるデザインにすることでした。しかし、すべてを変えるのではなく、記憶の中にある「関牛乳」を思い出せるような、レトロでちょっとダサいテイストに。

リニューアルが起爆剤になり、環境変化が起こっていく。

地元の店舗が「これなら店頭におきたい」という声が高まってきたところに、地元名物・差別化戦略の流行も相まって、量販店やコンビニでの取り扱いが始まります。

店頭にのぼり旗を立てたところ、地元民たちの記憶が呼び起こされ、口コミが始まりました。SNS時代のシェア文化が後押ししてくれました。

もともと質の高さは折り紙付き。有名パティシエがパッケージを店頭に貼り出して原材料を公表したり、製菓メーカー、パンメーカーからコラボの申し入れが舞い込むようになります。

メディアでは、地元はもちろん、サンドイッチマン・茂木健一郎氏など著名人にも発見されるブランドへ成長。 業績はリニューアル前の1.5億円から5億円へと、3倍超を達成。

担当業務

クリエイティブディレクション
ロゴデザイン
パッケージデザイン
コピーライティング
写真・動画(ASCALE/KOUHEI INABA)
WEBデザイン

あられの常識を覆し、1,000万円超の新市場を創出。既存資産を『ギフト』から『ライフスタイル雑貨』へ再定義。

和菓子特有の和の概念を取り払い、商品もロゴも変えない商品開発。POPさで包み直し、世代問わず買いやすい「土産雑貨」としてのポジションを獲得。

サービスエリアでの商談中に持ちかけられた、地元品の商品開発に私がお勧めしたことから始まったプロジェクト。

SA担当者に、どこか発想を変えた 視点が欲しいと言われ、クリアペットボトルに詰め込むというアイデアに至りました。

包材すべてを変えていくとは、一地方メーカーにとっては、致命傷になる場合があります。できる限り節約しながら、バリエーションを獲得していくのは、デザイナーの腕の見せ所。

商品の小袋やロゴは一切変えず、台紙のみ専用のものを制作し、スタンド式のボトルにすることで、棚での視認性も大いに高まりました。

そしてこれが、地元品のセレクトショップに発見されることになります。

あられの常識を覆すデザイン発想で、

岐阜の名産品を扱うアンテナショップが現れ、そこでも一際目立つ位置にディスプレイされ始めます。

もともと、昭和から百貨店を中心に、高級品のあられとして販売されていた商品。つまり、一定のブランドイメージがあったもの。この新ジャンルに参入することを決心されたクライアントの勇気も功を奏しました。

ネット通販が始まる前から、個人のお得意様も全国にいたことから、カタログでも人気となり、買いやすいおしゃれな土産雑貨になっていきました。

結果、販路の拡大と変わらない通販で、これまでとはちがうジャンルの商品を開発できたことで、発売後、これ単品(単価550円)で20,000本以上の出荷、1,000万円超の売り上げを誇る人気商品となりました。

担当業務

クリエイティブディレクション
ロゴデザイン
パッケージデザイン
コピーライティング
写真(RANA)