デジタル化された世の中では、広報を内製化するためにに、広告物を作るツールを使えることは、大いに有益なことです。しかし、問題はその使い方にあります。Canvaやラクスルなどの簡易なソフトには、実は大きな落とし穴があります。そこを把握していないと、いくら使い方をマスターしても、売上には繋がらない可能性があるのです。広報を行う上では、テクニックだけではなく、そのツールが存在する背景までわかっておく必要があるのです。
アートディレクター、グラフィックデザイナー
1971年岐阜県生まれ。大工見習い、設計事務所、広告エージェンシー、ミュージシャンを目指すも断念、のちにPOPメーカーを経て、2004年、マーケティングに特化したクリエイティブスタジオMakeoversを創業。中小企業から町のパパママストアまで、全方位のデザイン戦略をカバーする。一枚の名刺から、広告、パッケージ、C.I、WEB、プロダクトまで、クライアントに合致した核心的デザインワークを発信、地域ブランドの創造に尽力している。著書に『売れるチラシづくりのすべて』『一瞬で売れる! 買わせる! キャッチコピーのつくり方』(同文舘出版)がある。2013年4月、MAKEOVERS株式会社設立。
1981年生まれ。子供のころに見たジブリ作品のキャッチコピーを書いていた糸井重里に憧れ、純粋に良いと思うものを人に伝えることを仕事にしたいと思い、新卒から今に至るまで広告代理店業界に身を置く。2020年、㈱season1を創業。Google,Yahooの認定パートナーとしてWEB広告の運用やHPのアクセス解析をベースに成果に繋がる伴走型集客支援を行う。地域に根差した工務店(新築注文住宅)では土日のオープンハウス30組来場や、年間120組の新規モデルハウス来場などを実現。
1984年生まれ。住宅営業、インテリア記事のライター、住宅会社の広報を経て2023年に独立。新規店舗のブランディングや、100回以上のイベントへの集客を通して培ったノウハウを活かして、さまざまな分野の企業や個人の集客をサポート。インタビューによって人の魅力を引き出し、集客につなげることを得意とする。
自社の情報発信は、自分たちで。コロナ禍を経て、時代は一気に、広報の内製化へ向かいました。
自分で発信できるなんて、とても良いことだと思います。
しかしながら、SNSとモバイルを中心に、映像まで使った広告や、有象無象の情報で溢れています。
2024年現在、すでにInstagramなどは飽和状態と言われ、業種によってはもう「席がない」とも噂されています。そんな中、流れてくる広告や情報に振り回され、広報のわずか「部分」の知識を手に入れただけで、全体を見ないで広報活動をされているお客様が実に多くいらっしゃいます。
できた「つもり」になっているだけの状態です。効果が上がらないばかりか、大切な時間を浪費して、本業の業務を圧迫、人件費のムダ、次から次へと新しい情報やツールん手を出し、使われないまま蓄積されず引き継がれない知識。
もうそんなことをしている時間はありません。
世界情勢も大きく動き、国内も低迷する今、会社の存続をかけて、ぬかりない広報活動を行うことは急務です。
そのための一丁目一番地、売れている会社が当たり前のように共有している、もっとも大切なこの「売れる広報のたった一つの条件」を、まずは整えてほしいのです。
あなたのように、まじめに商品を作り、まじめに売っている会社さんがいなくなってしまったら、私たちの存在も無くなってしまいます。だから、このセミナーで、一人でも多くの方に、情報に惑わされずに情報発信するための基礎を、広報業界の責任としてお伝えしたいのです。