物語や思い出が、広告に、販促に影響すること。

開業当時からの、
もっとも長いおつきあいのお客様とMTG。

幸いなことに、うちはメインの客様のうち
3組(拙著『売れるチラシづくりのすべて』にも掲載)
のお客様が、私の開業時のお客様として、
今でもおつきあいがある。

これには、いろんな捉え方がある。

私がいちばんメリットに感じることは、
「すべて目に見えるものではないもの」
をつくっている我々にとって、
もちろんお客様にとっても、
「経過観察」ができるところに、
相互に利益をもたらしていると思う。

しかし、それだけではない。
いちばんのメリットは、
物語や思い出も共有できることだ。

これが共有できていると、
クリエイティブに「味わい」が加味される。
それは、その店主のより深い人間的な部分を、
ムリなく表現できるということである。

せまい地域の「地域性」という、
これまた目に見えない、
あいまいな観測データの中で、
これはとても大切になる。

暮らしも、商売への姿勢も分かり、
お互いに経験と年齢を重ね、
新しい知識への好奇心も刺激し合い、
いい関係になれる。

だから、私自身が成長していないと、
これは人間としてとても恥ずかしい。ものがたりや

地方の、限られた商圏での
販促活動において、
いかに我々が
「変わらないサービスのために
変わらねばならない」仕事であるかを、
こういう場面で思い知るのだ。

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